センター試験から英語がなくなる話

先々週の報道でありましたが、センター試験から英語が排除されて、英語検定やTOEICのスコアが大学入試に取り込まれることになりました。これは現在の高校1年生の大学入試から実施されます。それに伴って、学校現場の英語教育は大きく変更することを余儀なくされることに間違いありません。

英語検定は昨年度より、ライティングの領域が課されることになりました。私は大学を卒業してからずっと、予備校講師と学習塾講師をしていますが、昨年から英語検定の指導をしてくれという中学生や高校生が増えてきました。これは大学入試の英語が変わることに対して、早く反応をした保護者や生徒に先見の明がある証拠だと考えています。

英語検定はそれ以前は、リーディングとリスニングが1次試験でした。英作文に関しては、簡単な並べ替え英作文が5問だけ課されていました。それでは正確なライティング能力は測ることはできません。確かに英語の語順は日本語とは違いますので、適切に単語を並べることができる能力は、かなりのトレーニングを必要とします。

ですが、あるテーマに沿って、自分の考えを適切に英語で表現することができるかどうかを判断する試験内容ではありませんでした。これからは2次試験のスピーキング能力の判定も厳しくなるでしょうから、学校の英語教育は従来のものでは大学入試には対応できなくなると思います。ますます予備校や学習塾が儲かることになって、私は大歓迎です。